うさぎの『円満守』
12月24日より頒布致します。
2022年12月19日
『円満守』(えんまんまもり)
彌彦神社の神様、天香山命にご縁の深いうさぎのお守りです。
天香山命(あめのかごやまのみこと)が神武天皇の命によって越の国に来られた時、弥彦山にはたくさんのうさぎが棲んでいました。
うさぎたちは山から降りてきては畑を荒らすので、人々は困り果てていました。
そこで、天香山命はうさぎたちを集め、「人が一所懸命に耕し、世話している畑を荒らしてはいけない」と言い聞かせました。
うさぎたちはすっかり恐れ入り、それから畑を荒らすことはなくなりました。
人々は感謝して、畏まってうずくまるうさぎの形の餅菓子を作り、天香山命に献上しました。
天香山命は大変喜ばれ、そのお餅は今でも弥彦村の名物だそうです。
『円満守』は、うさぎの乱暴を話し合いで円満に収められた天香山命のご神徳にあやかり、うずくまったうさぎと満月をモチーフにしております。
一年を円満に過ごせるように願いを込めたお守りです。